前日に買ったばかりの茄子の袋を開けると、既に傷んでいる茄子を見つけ、「なにっ?」と、半ば、ぶち切れそうになっていた所に、巻き毛のすかした顔した茄子が目に入り、私を一気に盛り上げてくれた。
一個の袋に、がっかりとびっくりが一緒に入っていて、そうなんだけど、がっかりはすっかりいつの間にか、びっくりで帳消しになっており、「人生って、そういうものだよな、、、」と、また、こんなことまで人生論にしてしまう自分にちょっぴりおかしくなった。
しかし、この茄子を袋詰めした人は、果たして気づいて入れたのだろうか。
だとしたら、私がしたように、その人も、この茄子で、遊んだに違いない。
「ハロー」いや、「ボンジュール」か・・?
そんなことはどうでもいいとして、この茄子を、どうやって切ろうか・・・
もう既に平常心ではいられない。
だからといって、このまま、野菜室でやせこけていく姿を見てはいられない!
だからといって、この子に包丁を向けることができるのか!!!
・・・
やめようっと。笑