沖縄の旅の中で、一番、居心地が良かった場所は、「やちむんの里」
後で調べてわかったことは。。
「やちむん」とは「焼物」、陶芸のことだそうです。
琉球王朝時代に陶工は那覇の壺屋に集められたそうなんですが、戦後、那覇市の住宅事情から登り窯が廃止されていく過程の中で、昭和55年に米軍の不発弾処理場を地用して「やちむんの里」は生まれ、現在は、大きくは中堅の作家と若手の作家の2つの共同釜で構成されているそうです。
そんなに歴史があるわけではないその場所は、当時、陶芸家が居心地のいい場所を探し求めて、陶芸家達が自ら作った陶芸のための空間だからなのか、沖縄にきて、私がようやく落ち着けた場所でした。
自分の居場所は自分でつくる。
居心地の良い場所を、既存の場所に探し求めるのではなくて。
自分で作ればいいんだ。
そんなことを、教えてくれた場所でした。