「これは絶対にこうだ」決めつけてやらないことがあります。

私にとって「水風呂」はその一つでした。
温泉に行ったときに、友人がいつも誘ってくる水風呂。
私はいつも「気持ちいいとか言って、そんなはずないでしょ。」と長い間、誘いを断り続けていました。

でも、先日、なぜかなんとなく「入ってみようかな」と思った瞬間があって、「えいっ」と入ってみました。

「気持ちいい」とは思わなかったけど、、笑
なんというか、想像していたのと全く違う感覚を味わって、水風呂に入る瞬間は冷たいけれど、そのまましばらくすると、自分と水の境界線がなくなって、自分が消えるような、いや、自分が広がるような、、とにかく、思っていたのと全く違う経験がそこにありました。

その後、暖かいお風呂に入ってみたら、身体が今度はじんじんして、これも味わったことのない感覚。でも、溶け合う感覚にはならない。

なんだなんだと思って、また、水風呂に入ってみて、、、やっぱり、また境界線がなくなる感覚を感じて、おもしろーいと思って、今度は暖かいお風呂に入って、、、、と、夢中になってそんなことを繰り返しやってました。笑

また、驚いたのが次の日で、明らかに身体の感じがちがう。
普段、眠りたくても起きてしまう自分が、「起きたくな〜い」とごねるほど、身体が重い感覚で目が醒めました。

「あれ、私、こんなに疲れてたんだ」と気がつきました。
こういう感覚に全く気がつかないで働き続けて身体を壊すんだなぁと、その日は起きたくなるまで布団の中でゴロゴロタイムを味わいました。

それからというもの、水風呂付きの温泉にしか興味がなくなりました。笑

話が長くなりましたが、そういうことがありまして、人生なにごとも決めつけてはいけないと実感し、それからというもの、想像でものをいうことや決めつけをやめて、とにかくまずは実際にやってみよう、やってみないことにはわからない、と、やることを選択することが楽しめるようになってきました。

想像したこととは違う経験をすることは、いや、ほんとうに面白いものです。
「ああした方がいいのかな?」「こうした方がいいのかな?」と迷っていることも、「こう言ったら、あの人はこう思うに違いない」とか決めつけていることも、実際、やってみると思っていることとは違う経験をすることが多くて、あ、わたしの想像っていうのは、こんなもんなんだと謙虚にさせられます。

「決めつけないでやってみる」
2022年になって「大切にしたこと」に仲間入りした「大切にしたい100のこと」の一つです。

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