友だちっていったいどういうものなのか
ずっとわからなくて
たぶん きっと 今もわからなくて
ここまできて
でも ひとつわかるのは
私は 恋人でもなく 家族でもなく
友だちっていう関係性にずっと ぼんやりと 憧れてきたということ。
だけど
もしかしたら
それは くじらにとっての海の静けさのような
それは 鳥たちにとっての空のゆらぎのような
もしかしたら
もしかしたら
友だちって そんな存在なのかもしれない
だとしたら
わたしにはずっと友だちがいたし
わたしも 誰かにとっての 友だちになれるかもしれないと 思う。
くじらにとっての海の静けさのように
鳥たちにとっての空のゆらぎにように
わたしはだれかにとっての友だちになりたい。
(絵:yuri)