「交換」ではなく「循環」という世界で生きること。
わたしたちは知らない間に、交換して生きています。
物とお金とか、物と物とか、気持ちと気持ちとか。
交換することが当たり前の世界で生きているので、誰かに何かを差し出したとき、同じ価値のものがその人から返ってくるはずだとどこかで期待しています。
同時になにかをいただいた時には、「ありがとう」と感謝しながらも、瞬時にお返しのことを考えてしまいます。
でも、わたしはそういう世界から少し抜け出して、循環の世界を信じて行動をすることを大切にしたいと思っています。
何を与えるかとか、何をしたとかはあまり重要ではなく、自分がどんな状態で、どんな気持ちで、どんなエネルギーで行動したかを大切で、そして、自分が差し出したものは、相手から返ってくるわけでもなく、まわりにまわって、別のところから、別の形で自分のところに返ってくるかもしれないという世界で生きたいなと思っています。
そういう世界は物や人の「価値」を見いださなくてもいいから、わたしは楽で好きです。
そういう生き方をこれからも大切にしていきたいなと思います。