昨日、アトリエワイエスの表現アートセラピーのMind Detoxの5日間に及ぶワークショップが終わりました。
お料理は、時間に準備が出来なかったり、予定していたおこわがうまく炊けなかったりと、思うようにいかない出来事もたくさんあって落ち込むこともあったけれど、いろんな人の協力や存在に助けられながら、過ごせたことがなによりも宝物となる経験になりました。

今回は「失敗」について考えさせられました。
私は、どんなときに、「失敗」と呼んでいるのだろうかって、ふと立ち止まってみてみたら、自分の思い通りにいかないことを、「失敗」と呼んでいるな-って思いました。

でもね。今回、思い通りに行かなかったことで、さらに素敵な現実が与えられたことを体験しました。
お料理が時間通りにできなかったことで、食事の前に、江里子の歌を聴くことができたりとか、
のりさんがすごくサポートしてくれて、のりさんの存在の大きさに気づくことができたりとか、
とっきーが、ワークショップの手伝いもあるのに、私を支えてくれて、私の気づかない所でたくさん働いてくれていたりとか、私がてんぱっていると、参加者のみんなが、励ましてくれたり、手伝ってくれたりとか、エリさんが、私という存在自体を許してくれていることを感じたりとか、、、
もう、書き尽くせないほどです。

今までだって同じようにサポートはあったとおもうのだけど、それを受け取るだけの器がなくて、はねのけてきた愛を一心に感じた時間でした。
これまで、「自分の思い通りにならなかったこと」を失敗と呼んでいたけれど、ちがうんだなーっておもいました。
「自分の思い通りにしたい」というコントロール欲求を手放せば、いろいろな可能性が、そこにあって、私は、それを手放しても大丈夫っていう経験をするために、このワークショップを体験したのかもしれないと思いました。
本当に感謝で一杯です。

さてと、ここいらで、「ナン」の覚え書きをしておこうとおもいます。
のりさんと共同作業で、すごく、うまくできました。
去年、のりさんと敬子がナンを焼いてうまくいったのだけど、そのデータがなくなってしまい、もう一度、1から実験することになり、のりさんと一緒に、どうやったらおいしくナンを焼けるか、あーだ、こーだいいながら、生地を練って、焼いて、思い通り行かなくて、がっかりして、また焼いて、だめで、、の繰り返し、、、でも、それがなにより、楽しい体験でした。
のりさん、たくさん、ありがとねー。

Recette ──────────────────────────────
■ナン 16枚分
【材料】

  • 強力粉 650g
  • 薄力粉 350g(打ち粉含む)
  • 溶かしバター 大さじ3
  • 材料A
  • 塩 大さじ1
  • 砂糖 80g
  • 重曹 小さじ1/3
  • ベーキングパウダー 大さじ11/2
  • 牛乳 450cc
  • 卵 2個
  • ヨーグルト 50g
  1. 材料Aを泡立て器でよく混ぜる(牛乳は40度に温めて入れる)強力粉を混ぜ入れる
  2. ひとまとまりになったら溶かしバターを入れ良くこねる
  3. 1次発酵 ラップをかけて40度位で2時間以上発酵させる
  4. 2次発酵 100g程度に小分けして1時間程度
  5. 生地は縦方向に指で(麺棒は使用禁止)薄く伸ばして、300度以上で1.5分~2.5分焼く

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