小さな鼓動が聞こえる。
まだ、それは生きていたのだ。
なにかを守るためには、なにかを犠牲にしなければならないと信じていた。
どちらともが生き残る世界などあるわけがないと。
そうやって切り取られた完ぺきな世界を
平気なふりして歩いていた。
だけど、それは生きていたのだ。
醜いほどに強く
美しいほどに弱く
それは生きていたのだ。
君の手をとる。
もう一方の手に握ったものも離さぬまま。
いや、手をつながぬともすでに繋がっているこの世界の中で
ただころげまわればいい。
すべてを巻き込みながら
すべてに巻き込まれながら
私は生きればいい。
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わ、ずっと待ってた。
ここんとこ、ずっと、ずっと。
ただただ、嬉しい。
その生きてる鼓動が、嬉しい。
QLOOK ID: 3909553234
ともか
ずっと見ててくれたんだね。
待っててくれてありがとう。
いつもありがとう^_^