眩しい世界に突然置いてけぼりにされて
僕の存在はかなりざらざらなものになり、その破片は簡単に飛び散った。

今までのぬくもりとこれからの静けさが交差する点を探しながら
僕は君の姿を必死に追いかけている。

光がゆらいで
時間が開いて
空間が閉じる

だけど広がるこの世界は僕が僕でいられるたったひとつの世界。

いってらっしゃい
と、きみが笑う

いってきます
と、僕が笑う

藍の色を纏いながら。

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